【DX front line】日本一デジタルを活用した業務改革で、日本一市民目線の市役所を実現
デジタル部の挑戦
デジタル部は、市民満足度を把握し、行政サービスの継続的な改善につなげる取組を推進するため、令和5年4月に新たに設置された組織です。
具体的には、皆さんに届けるサービスをより良くするために業務改革を進め、業務効率化のために最大限デジタルを活用することに取り組んでいます。
現在デジタル部では、もっと良い仕事をする環境づくりのため、大掛かりな準備を整えるよりも先に、小さな規模で素早く始めて継続的に改善することを意識して、行政のデジタル化に挑戦しています。
とはいえ、皆さんは「行政サービスは対応に時間がかかるし、民間サービスに比べて不便だ」というイメージをお持ちではないでしょうか。
このDX front lineでは、そんな不便さを解消するために、日々デジタル部をはじめとした、市役所職員が奮闘している取り組みを皆さんに発信していきたいと思います。
行政サービスのデジタル化
デジタル部が現在行っている取り組みの一つは、行政サービスのデジタル化です。
一例をあげますと、行政手続きのオンライン化です。現在市では、令和5年度末までにオンラインに対応する行政手続(※)を、下の図のように年間8割まで向上させるために取り組んでいます。
(※)市条例等に規定する、市民の皆さんから市への手続き
繁忙期の混雑が課題となっていた窓口業務の改善にも、市民課が中心となって取り組んでいます。
令和5年1月から、市民課では窓口の予約制を開始しました。来庁時間を予約することで、待たずに手続ができます。「待たない窓口」の取り組みの一歩です。
令和5年12月1日からは、おくやみワンストップ窓口「おくやみコーナー」を開始予定です。ご家族が亡くなられたときの手続きは多岐にわたり、ご遺族のご負担は解消すべき課題のひとつ。このサービスにより、ワンストップで手続きをご案内することができます。
多くの皆さんにご利用いただけるために
このように行政サービスのデジタル化に取り組む中、市民の皆さんが気軽にサービスにアクセスできるような環境づくりにも取り組んでいます。
オンライン対応可能な行政手続きは、それぞれの担当課がPRするとともに、オンライン手続ポータルで一覧化しています。
今年度は、オンライン手続きの入り口となるスマホの使い方を学ぶ教室を開催しました(現在は、申し込みは終了しています)。
5回開催しましたが、多くの皆さんが参加して下さり、「今さら聞けないスマホの使い方」のような視点で、”デジタル”を身近に感じていただきたいと思いました。
ご意見をお寄せください
この「DX front line」では、裾野市が取組む行政のデジタル化について市民の皆さんに情報発信していきます。
デジタル部の取り組みについて、皆さんからご意見をいただき、日本一デジタルを活用した業務改革で、日本一市民目線の市役所の実現に取り組みます。
ぜひ、皆さんのご意見をお寄せください。さて、次回以降、具体的な取り組みを紹介していきたいと思います。お楽しみに!
この記事を書いた人
◼️山下幸宏(業務改革課)
業務改革課に所属しています。
市民の皆さんと職員にとっての”もっと良い仕事”を追求します。