【広報すその編集後記】2023年11月号
表紙の写真
表紙の写真は観光・スポーツ大使のフルヤトモヒロさん。初開催の「HOE-ROCK」での一コマです。音楽をキーワードに全国の大使が裾野市に集結しました。
渾身の一枚は当課の名カメラマン、今野係長です。
特集・市議会9月定例会
11月号の広報紙と言えば、議会、決算です。これはこの時期に掲載する定番の特集です。かたーいイメージの議会や決算の内容を正確にわかりやすく伝える、伝わるにはどうしたらいいのかな…と悩む特集の一つです。
議会の報告は補正予算や審議された議案の内容を伝えています、議会は傍聴が一番だと感じます、ぜひ一度傍聴をしてみてください。
傍聴の手順はこちら。
特集・令和4年度の決算報告
お役所言葉ではなく普段使っている言葉などで伝えることはもちろんですが、今回は「決算のあらまし」で、結局市のお金は何に伝われているの?という素朴な疑問に答えたいと思いました。
「歳出(使われたお金)の費目トップ3を掲載したいんです!」と担当課(財政課)へ申し出たところ、わかりやすい広報をというこちらの想いとは違う原稿やグラフなどの難しい資料が出てきました。
最終調整の末、発行した紙面に落ち着きましたが、広報職員としては、これで市民のみなさんに伝わるのだろうかという気持ちを持って作成しています。
もちろん財政課の職員にしてみれば、扶助費(※)などは「単純に支出している金額の総額で比べられるものではなく、国や県から補助金や交付金で補うこともあるので、支出額すべてを市が費用負担はしていないのです」ということはわかります。
でもそこを市民の方にわかってもらえたら、と思うのが広報職員です。
財政が厳しいと言われてきてから3年あまりが経ちますが、コロナ禍後の社会変容に合わせた健全な予算の使われ方は、今後も継続的な裾野市の大きな課題です。
※扶助費:児童手当、子ども医療費助成、障がい者自立支援給付、生活保護費など
特集・11月は児童虐待防止月間です
児童虐待を正しく理解してもらおうと、昨年来この特集を掲載しています。
「虐待」というと加害となる養育者や保護者を責め立ててしまいがちですが、虐待してしまう側の原因や環境、周囲の人間関係や経済状況などにも支援していくことが大事だと感じます。
もちろん一番大切なのは子どもの人権、命を守ることであることは言うまでもありません。
家庭児童相談室では子育ての悩みや養育、学校での過ごし方や子どもの発達について相談できます。
市の所管課は子育て支援課の家庭児童相談室です。福祉保健会館の2階に事務室や相談室があります。
相談は無料で、内容については秘密を厳守します。子育てに悩んだら、不安に思うことがあれば迷わず相談してください。
地域全体で子育てするまちを目指して、未来ある子どもたちの健やかな育ちを応援していきます。
特集以外にも、学童(放課後児童室)の児童募集や、秋の行事が目白押しの情報もあり、ここでも書ききれないという…伝えたいことがいっぱいです。
■学童に取材に行かせてもらって子どもたちの楽しいそうな笑顔にほっこり、癒されましたぁ。
■11月はコミセンまつりや花火まつりのイベント盛りだくさんです。ぜひお出かけください。冬の花火もきれいですよ。
■12月2日は恒例のしずおか市町対抗駅伝があります。裾野市チームをみんなで応援しましょう。ゼッケンナンバーは「8」です。
■フォトグラフは広報特派員の皆さんが大活躍です。取材の際に見掛けたら声をかけてください!
これからも伝える、伝わる広報を目指して、裾野のファンを増やしたいです。
この記事を書いた人
■眞田さおり
情報発信課で広報を担当しています。裾野の魅力を心を込めて伝えます。裾野のファンを増やしたい!